あっ、と言う間の一年でした。
人に助けられ、おんぶに抱っこでしたが、色々な出会いや出来事があり勉強させて貰いました。
今年は、近い人の訃報で心を傷める事もありましたが、縁あって良い猟犬や諸氏に出会えました。
ミニバスケットクラブチームと猟友会の運営等々、考える事も多く9月頃にはへこたれそうになりましたが、良い経験と思えば少しは成長出来たかなと思います。
来年は、僕の人生で一番花開く年回りだそうです。後は、その結果で吉にも凶にもなるとか…なんかドキドキします。
今年一年も拙いブログにお越しいただきありがとうございました。
皆さんもよい年をお迎えください。
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2008.12.31
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年を取ると、反応が鈍くなったり目や耳に少なからず障害が出てくるのは仕方ない事と思います。
車の運転でも75才で達者な方も居れば、60才で目も当てられない方も知っています。
年齢で年寄り扱いは、どうかと思いますが、自分の運動能力や体調の変化は感じながら年を重ねられたら良いいですね。
うちの猟隊のTさんは、御年69歳です。僕が9年前に今の猟隊に入ってから、お付き合いしています。以前からびっくりするほどの方向音痴でしたが一昨年までは迷っても、自力で道まで降りて来ていました。
去年は、絶対間違えないような林道で全然違う所に出てきて無線も覚束なく、20分ほどの道のりに小一時間かかり師匠が呆れていた事がありました。
今年になって、足が弱って来たのか指定した待ち場に行かず、途中の見当違いの所に居たり。呼んでもいないのに無線に出たりします。
先日も、急きょ待ち場が変更になり僕が、無線で呼んでも応答がなく師匠が呼ぶと答える事が、三度ほど続き「Tomeの無線を聞け!」と言われ初めて会話が成立し、待ち場で待っていると目の前の小さな沢で転倒されたんですが、転けた拍子に銃を地面に打ちつけていました。
起き上がる際に銃口が、こちらに向いていたので怖いので、木陰に隠れ注意すると、「引き金に安全をがかかっているから大丈夫」の一点張りで、弾を薬室から出そうともせず、土が詰まっていないか、銃口を覗く姿を見て背筋が凍りました。
師匠には、山中の待ち場だと絶対に事故かケガをすると進言しました。
年を取ると、思い込みが強くなったり大人気ない部分が出たりするようですが、僕も30年したら、Tさんみたいになるんでしょうかね…。
改めて、過信や慢心に気を付けないとと考えさせられた出来事でした。
2008.12.26
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朝から、最近猪が寄ってきている山の林道を見切りっていくと喰み跡や足が、1日古いものばかりです。連日、猟が出来れば良いですがそうもいかないのが、現実です(^^ゞ
一ヶ所、設置されている箱罠の周りに、新しい足がありました。つながりの山も見に行く途中で大きな舗装道路から出入りの足を見つけましたが、出と入りがありどちらか検討がつきません。
小見切りをすると足を見つけた直ぐ上にある寝屋を過ぎて広場の箱罠付近に足が、ありましたからつながりを探すのに、谷と山の背を切りましたが足が解りません。その間で留まった勘定としても、その寝屋直ぐ下には砂防ネットが大きい道路沿いにあり横に走るか、立ち返るにしても一旦、谷沿いに走るので寝るかどうか怪しい寝屋です。( ̄~ ̄)
谷を越えた所に2ヶ所ほどよく寝る場所が、あります。そちらの方が、本命ですので寝屋につながる足を見に一つ張り出しの背を歩くと上から下って来た真新しい足が本命の寝山に向いていますが、追いかけている足ではなさそうです。
結局、怪しい寝屋と本命の寝屋の谷あいに2丁待ちを置き裏返し出来るように置き残り3丁を山を替える時に移動する手はずで最初のに怪しい寝山を、掛けましたがタヌキが出ただけでした(>_<)
待ち場を変えて、本命の山を掛けると最初に鹿が団体で出た後に犬がやって来ましたが待ち場の手前で止まり方向を変えて消えたそうです。
中で猪が、突っ張っていたらしく犬が絡みしばらくすると、待ちに一直線に出た所を仕留めました。
僕の待ちでも犬でもありませんでしたが、自分が見切った山に居て良かったです。(^o^;
足のサイズを見ると山を下って来た猪で、先に見た箱罠に足を出していた猪のようでした。
その後引き出しとワタ抜きまで手伝いましたが、体調が悪く先に帰りました。
今日のお昼休憩に師匠に目方を聞くと69㎏だったそうです。見た目より重かったですね。(・・;)
2008.12.24
| Comments(0) | Trackback(0) | 狩猟のはなし
今朝も、みんなより早く来ました。
土曜日に、指示された方面の見切りをしますがみんなが来るより早く行くのは、山のつながりを覚えるのが目的です(^^ゞ林道を少し入った所で、2、3日古いですが喰み跡が増えています。最近は、こちらに猪が、寄って来ているようです。
古い喰み跡の中に、新の跡が一つだけあるのを見つけました。10貫ほどの雄のようです。しかし、つながる足が見つけられません(>_<)見切りをしてきた林道には、抜けた跡は見当たりませんでしたから、上で留まっているか喰み跡を挟んだ反対側の民家の上の勘定です。
無線で状況を説明し、つながる山を見切りに行くと知り合いの猟隊に出会いました。大きいのが入っているので、一緒にやらないかと誘われましたが丁寧にお断りして山を替えますが、新しい喰み跡を見つけられませんでした。
師匠に連絡を取ると、先週に僕がかけて空だった寝屋をする事になり、集合すると朝から罠で一つ獲った話をしていました。
今日の待ち場は4丁です。早めのお昼ご飯を食べてから待ち場に行き小一時間後に入り足の僕の待ちに犬が出て来て終了です。新に見えた足が、1日古かったみたいです…残念(>_<)
2ラウンド目は、僕が見つけた喰み跡から追うとの事で以前に射獲した谷へ降りた所に三本。
渡りの遠待ちに1本待ちました。僕は真ん中の待ち場で、ノテを見ながら何本かが、集まった所に行くと居るはずのない下の待ちのTさんが、20mほどの所に居ます。無線でもっと下だと行っても聞かず、大きな足があるとトンチンカンな応答です。二度ほど、注意しましたが場所を変えようとしません( ̄~ ̄)ξ
これじゃ、余程の事がない限り獲物は来ないので、諦めて撃たれないように大杉に隠れてTさんが、どんな待ち方をするのか見ていました。
すると、じっとせずにウロウロあっち向いたりこっち向いたりしています。1人で、僕の待ち場と自分の待ち場を見ようと思えばカメレオンか、馬面でないと到底無理です。(・・;)
仕草が、滑稽なので笑いをこらえるのが、必死でした。しばらくして見えない所まで降って行きはりました。そうこうしているうちに、終了の連絡が入りました。
14時を少し回った時間でしたが、漬けた猪を回収して帰るとの事。
今日は、出番なしでした。控えは辛いですね(。_。)
2008.12.21
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待ち場だけなら、ハンディ無線機をカバーをしてポケットに入れておくので気にならないのですが、犬を連れて山を歩くと待ち場との連絡やマーカーで犬の状況の両方をこなすのに、無線機を手に取る機会が多く湿気や体温で防水性のないハンディだとディスプレイの中が曇り出します。(>_<)
今猟期は、雨に祟られるおかげで猟隊での猟は中止になる事が多く犬を引く機会が多いので、カッパと一緒に無線機も濡れて乾かす事もあり、壊れそうです。(;^_^A
無線機屋のセールで、送料分がタダになり最寄りのショップで、見積りしたよりも安かったので、勢子用にヘソクリで購入しました。(^^)
一応、防水タイプ?ですが防滴効果は高そうです。キーロックもダイアルも粗い扱い方でも、使い勝手が良さそうです。フォクッスハンティング機能も付いていますが、どこまでマーカーに有効なのか疑問ですけど狩猟者を意識した仕様です。
シングルバンドの5wタイプもあるせいか、1wしか出力がないこのモデルはあまり人気がないみたいですね。(^^ゞ
僕が、現在使用している機種も乾電池仕様で2w出力、ノーマルアンテナですが、山が低くく小さいので問題ありません。ですから僕には、このモデルで充分です。操作も簡単で、同社のモービル機と同じで僕には、アイコムより使い勝手が良いですね。
アンテナは、社外品の46cmです。付け根部分に隙間がありましたから防水しました。

早速、明日は傘マークの予報ですから実力が解るでしょうね。(^_-)
2008.12.20
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今猟期からパジェロミニにゲージを積み込み、シート以外に空間が無い状態です。
師匠に「お前、自分で獲った猪は、何処に積むねん。猪追うだけやったらそれで、ええけど」って改めて言われてしまいました。
大物猟する時は、嫁さんに犬を飼わないと宣言して、撃ち手に専念にするつもりだったんですが…今に至ります(;^_^A
軽トラは、家族が乗れないしワンボックスなら比較的安く購入出来ますが、血だらけの獲物と泥んこ犬を積むとなると…。
なにせ、ファーストカーだけに悩みどころです。
獲物を乗せるのか家族を載せるのか? あっ!知らず知らず獲物優先してますね( -_-)
2008.12.17
| Comments(0) | Trackback(0) | 道具の話
師匠が、私用で珍しく猟に行かないと連絡があり代わりに勢子をしろと言われました。
天気予報は、曇りでしたが朝から雨模様です。平日は、散歩に行くのも嫌がり起きてこないボスも僕の支度を見て察したのかソワソワしてました(^^)
途中で、Nさんから無線が入り今日は、2人だけとの事です。朝から、喰み跡を捜すつもりだったんですが1人で罠の見回りが大変なので、何ヶ所か手分けして見て欲しいと言われ、そそくさと回り罠の近くを餌をしながら寝山につながる跡を見つけ抜けた足がないか、谷あいの旧道を歩きましたが渡りを見つけられませんでしたから、居る勘定にしておきました。
師匠が土曜日に出猟していたので、入りそうな寝山を教えてもらっていたので、その山を見に移動し
ているとNさんに出会いました。
Nさん「どうせ、今日は2人やし待ち場もないから犬かけても獲れへんやろ。罠だけみて帰ろか。」
僕「じぁ僕は、犬を散歩させてから帰りますね」と心の中でガッツポーズしたのも束の間
Nさん「お前、知らん場所(罠)あるやろ、教えとくわ」と言われ内心では、「教えてもらっても全部見回る事ないから結構です」とも言えずに付いて行きました。
別に付いていかなくても、方向音痴のTさんが目印を付けているので、大方の場所を教えてくれたら行けますから…。
見切りながら、Nさんの後を走っていると「早く来い」と無線線で催促される始末です。
ようやく、11時頃に見回りが終わりました。山をかける準備をしていると
Nさんが「バチがけするんか?」
僕「はい、午前中に見切り出来なかったので、寝山近くの喰み探しながら散歩してきます」
Nさん「俺、昼から用事あるからあの小さい山をかけたら?」
僕「…喰み跡ないので、居るかどうか解りませんよ。」
Nさん「鹿が出るかも知れんし」
僕「…あの山だと鹿なら待ち場変わると思うんですが…」
Nさん「そうか、じゃあ何処で、待とうか」
僕「去年、透かされた待ち場が本命だと思いますが、最近やっていないので、近くの一番、通っているノテ探して下さい」と告げてさっさと小さい山に向かいました。
無線で、待ち場に着いたか聞いても返事がありません。
しばらく待ち、犬を連れて山に入ると鹿寝屋だらけです。少し入った所で尾根の裏側に居たのか上から僕の10mほど前を、メス鹿が走りました。犬が、どうするのか見たかったので撃たずに見ていると、比較的早く追いかけてきて行きましたが聞いてた通りの動きで一人ニヤニヤして歩いてました。
結局、見つけたのは鹿寝屋ばかり「今、立ちました状態」を山を下りる迄に4つ見ただけです。
Nさんが待って居る上迄来たら、無線でしきりに犬がきたと言っていますが、こちらには一向に聞こえません。
生声で、答えると下りて訳を聞くと無線の番号がズレていたそうです。
昼ご飯を食べてからNさんと別れ、朝に見つけておいた寝屋をかけました。笹が密集し中に入ると空しか見えません。
跡を辿ると途中で、ボスが帰って来ました。その後、後ろを気にしつつ前を歩きます。どうやら居てなさそうです。喰み跡が朝の湿った状態では新しく見えたんですが1日古かったのでしょうかね。
一旦、車に戻り続いた山の次の寝山をかける事にしました。続いた山も標高が、道路からだと5、60m程度の山間です。本当なら、足を追って続きからかければ行き先も特定しやすいのですが、日没までに時間しかありませんから、登って30分ほど進み帰ってきました。
僕の歩くスピードや歩き方が悪いのか、不安になり犬の前の持ち主さんに相談したところ「新しい喰み捜し」が、大事と言われただけで後は犬が仕事するから大丈夫だと言われました。
グループ猟とは少し違うやり方で、猟に取り組まないといけないかも知れないです。
鹿を見逃した事を、娘2号に言ったらひどく怒られました。。。
2008.12.15
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この時期、「抜けた」は聞きたくないワードですが今回抜けたのは、猪じゃなくクリの歯です。(^^ゞ
ゲージの中でカチャカチャ遊んでいるので取り上げてみると歯でした。
体高は、大きくなり体重も12.4㎏となりましたが、骨格はまだまだパピーちゃんです。(´∀`)

2008.12.11
| Comments(0) | Trackback(0) | ワンコのはなし

クリも5ヶ月を過ぎて、体高も大きくなりました。
ゲージの高さが低くくなり出入りも窮屈そうですがゲージには晩しか入れませんし季節的にもまだ大丈夫かなと思ったんですが、家族が可哀想だというので新しいゲージに入居しました。
今月はセールで安くなっていたので助かりました…。(´∀`)今まで、暗く狭い快適?な環境から一転、広く柵だけなので少し落ち着かない様子です(^o^;
2008.12.09
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実家のセターの事を、猟友に話したところ、今猟期に入ってから猪や鹿からの被害防止に電線を田畑を囲う様に張り巡らしてありますが、それに犬の腹部が触れて心臓麻痺で死んだ事故が多数あったそうです。
大抵は、夕方から朝方までのタイマーで電気のスイッチが入る様ですが、終日かかっているところもあるみたいですから気をつけないと、怖いです(´`)
こないだ、待ち場を下って田んぼにさしかかり僕が先に電柵を跨いでから通り過ぎてから通電したみたいで、後ろを歩いていたNさんが、「痛ーっ!」と叫んでいました。その時は、笑ってましたが他人事じゃないですね。
2008.12.04
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去年から、犬を飼う気持ちが固まり猪猟の見方も角度が変わり、見切り方や犬のかけ方に師匠と違いが出てきました。
師匠の犬のかけ方は、猪を起たせ待ちにかける方法です。犬の性質で、使い分けはしますが基本は追えば、OKです。
師匠の持論は、犬に鳥犬みたいに「鈴」を着けます。理由は、罠にかかった時に見つけ易いのと、誤射防止です。師匠が、鈴に固執するのは、以前に誤射事故があったのがきっかけみたいです。鈴を着けると、当然ですが殆どの猪が早立ちしますので音はたてて待ち場にかかりますが、神経が立っているので少しの異変で待ち場手前でノテを換えてしまう事が多々あります。待ち方が、スゴく重要になってきますが理解している方が少ないので、捕獲率も当然下がります。
寝山に居てない時の中には、抜けられて気づいて居ないケースも多いんじゃないかと最近思う様になりました。
僕が犬を探して方々にお話を伺いに言った時に、「勢子が、待ち場まで猪出したら勢子の負け」と言われた言葉に、胸をうたれました。僕が、連れて来た犬は、噛み止めが主体ですので出来るだけ猪に近づかないと性能が発揮出来ません。
鈴は、外したいのですが師匠とする時は着けないと駄目ですし…。他にも足の追い方やキリのつけ方に相違が出てきました。
想いが、不満になれば義理にかける事になりますし師匠の弟子ではあっても子方で納まる猟師には、なりたくありませんから何か、方法を考えてないとあきません。/(゜_゜)
2008.12.03
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天気は、晴れましたが夜半に雨が降り足があれば見つけ易い状態です。
朝から、見切りましたが僕が見つけたのは、二つですがいずれも8貫程度でした。一つは喰みもあり寝屋山に続いています。
無線で連絡すると先に、子連れの渡りがありそれを追うとの事です。
見つけた山に、向かうと谷を切って寝山の確認と待ち場の確認をする事になりましたが、山を説明しても理解出来ないメンバー二人を引き連れ下りました。その谷を渡っていない事を確認しました。
この山の地形は、さね尾がたくさん出た形状です。反対側の山と裾は、茶畑と田んぼです。尾根までを、見切る事になりSさんと歩き始めたら田んぼのところで、反対側の杉山に同じサイズの子連れの足がありました。出入りを見ると場所によって古くも新しくも見えます。勢子に状況を説明して、犬をかける山を杉山奥にある寝山からする事になりました。
待ちを配置して二時間、途中で山を替えて小一時間待ちましたが結局、出ず仕舞いでした。待ちを解いてから師匠に「散歩がてら、入りから犬をかけるか」と提案されて、二人だけ尾根に配置して入り足から跡をたどり一度下り谷あいから背丈ほどあるボサの中を笹の枝を掴まないと登れないところに一直線に上がるノテを、犬の後から登りながら「犬の方が強く猪が落ちて来たら撃てるかな」と思いつつ登りきった所で、真新し寝屋が寄り添う様に二つありました。
勝負事で、「たら・れば」は禁物ですが待ちを、解かなければかかっていたかも知れないです。かけ方の基本を改めて実感しました。裏の裏は表ですね。
2008.12.01
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