機能下着考察
生地の加工技術が、よくなり色々な特性のある製品が在りますね。
服装では、第2の皮膚と言うコピーである「ゴアテックス」の使っている製品が、性能では一番と僕は思います。ゴアテックスは、生地の様なシート状を他の生地と縫い併せたりして使用します。
下着に関しては、直接肌に触れるものですから繊維や編み方に特徴があり、使用条件で求められる性能が、服より難しいでしょうね。氷点下の気温で山を歩きまわり汗をかいた状態で、30分から長ければ3時間程、ジッと待ち場に居ないといけないです。そこに風が吹いたら一気に体温が下がります。猟場では、体温調整が難しいですね。
発汗性・保温性・防臭性等々、用途別にある製品の中で、僕が欲しい性能は、汗を吸収して寒くない商品です。ウールから始まり、色々な製品を試しました。ハンティング用の下着をアメリカの通販で何着か購入しましたが、自分の使い方にはどれも合いませんでした。気候の違いや猟場の違いでしょうか。
狩猟界によく投稿されている諏訪さんと言う方が、ホームページの「J SHOT 」で頒布されている下着が、高価でしたが長く愛用出来ました。長く使えば、生地も薄くなって性能も低下しますから、下着は服装品より消耗が早いと考えておかないと、値段が高く感じるでしょう。
去年は、「デサント」の製品を使用しました。軽くて温かいです。しかし、汗を吸収しても発散しにくいのか、肌触りはベトベトしないのですが、湿った状態で、風が吹くと冷やっとします。
最近、気になる商品があります。「アンダーアーマー」と言う製品です。アメリカで開発され、プロアスリートが愛用しているせいか、アメリカの通販カタログや、日本のスポーツアパレルメーカーを見てもよく似た製品が、出回っているところを見ると着心地が、良いんでしょうね。
猟より厳しい環境で仕事をしている知り合いの自衛官は、「ミズノ」の製品を使用しているそうです。こちらも気になる下着です。