用語集
あ
大物猟=猪や鹿、少ないが熊を獲る猟。
か
通い(かよい)=猪が通るノテ
ガルモ=猪が、寒さしのぎに草や笹で寝屋を覆う形。イメージは、東北地方の雪で作ったかまくら。
挙銃フォーム=体を撃つ方向より45°傾いた方向に肩幅と同じくらいのスタンスで立ち、撃つ方向に向き、銃を上30°くらいに上げ正面を向いた顔の頬骨の下に銃床を付け右腕は、肩に押し付け、左手で先台を軽く握りる(正面から見ると頬と左右の腕の3点120゜間隔で支える)、腰の曲がりで上下に膝と腰の回転で左右に銃口を動かす所作が基本。
高木(こうき)=植林の山の事。
子連れ=親子の猪の事。猪はメスだけが、団体行動をとる。繁殖期には、メスにさかろうと、オス猪も近くにいる可能性が高い。
小物=キツネ、タヌキ、テン等を言う。
さ
サカリ=繁殖期の事(通常は、1月中旬から始まる)
先台=銃を支える部分の名称。
サコ=山の形状で、すり鉢状に凹んだ地形の事。
勢子=猟隊の責任者で、犬を引いて山に入り猪を起す作業をする。
自動銃=発射した時のガス圧を利用して、次弾を装填する機構の銃。
さね尾=山の形状、尾根筋から張り出した短い尾根。木に例えると枝の部分。
上下二連(銃)=上下に装填する機構の銃。引き金の引き味が調整しやすく、発射後の排筴も勝手に飛び出さない。銃自体に重さ、耐久性があり、設計時にバランスが設定しやすい。以上の利点があり、射撃専用銃も多くある。
狙点(そてん)=射撃技術用語でクレー射撃で放出されクレーを捉える位置の事。
さら足=新しい足跡の事、生とも言う。
失中(しっちゅう)=弾が、獲物やクレーに当たらない事。
三の又=3才以上で角が三つの又に分かれているオス鹿の事。
照星=銃の筒先に取付けてある、目印の部品。色々なタイプがある。
スコープサイト=レンズを用いた部品で覗くと目印があり獲物を狙うのを、容易にする為に、色々なタイプがある。
新子(しんこ)=1年前後の幼鳥獣を指す。
スキート=クレー射撃競技の種目の1つスキート射撃の種類は、「国際ルール」「ジャパンルール」「フィールドスキート」に分かれ難易度が違う。
た
大ノテ=巻き狩りで猪が一番通る確率が高いノテ。本命の待ち場になる。
谷筋=谷間の事。
鳥撃ち=ポインターやセター、和犬を使用して雉や山鳥を獲るハンターの事。鴨撃ちも含む。
止め(矢・刺し)=銃やナイフで獲物の動きを完全に断つ事。
トラップ射撃=クレー競技の1つ、スキート射撃に比べ取っつき易い為に、射撃人口も多い。一番ポピュラーな競技だが、スキート射撃よりも奧が深いと言われている。「国際ルール」「ダブルトラップ」「アメリカン」「フィールドトラップ」に分けられる。国際ルールの競技を専門に撃つ射手をトラップ屋と言う。
な
二の矢(やを参照)
日クレ(にっクレ)=日本クレー協会の俗称
にのく=次のと言う意味
ノテ=獣道の事
寝屋=猪が休んでいる場所。
寝山=色々な条件が重なり猪が好んで、寝る山。
ヌタ場=山の中で、水が溜まった箇所。ここで、身体に泥を塗り付け、周りの木でこすりつけて身体を綺麗にしたり、逃げる時に足をつけて冷ましたりする。
は
ハンディ無線機=巻き狩りの時に、持ち歩きイヤホンとマイクを取付け、使用する。
ばっとこ=通さない意味(通せんぼ)
ポンプ銃=発射後、先台を前後させて排筴と装填を手動でする機構の銃。先台を動かす所作に慣れが必要です。
半矢=獲物に弾が当たっているが、動いている状態の事。
プーラー=射場で、射手がコールした時に放出機のスイッチをいれる人。放出機のメンテナンスや、掃除等の管理もする。
ま
巻き狩り=数人で山を囲み、勢子が猪を追い出して獲る猟方。
待ち場(待ち)=巻き狩りで、猪が通る場所に撃ち手が、待機する箇所。
見切り=猪が寝てる場所を捜す為に、新しい食み(はみ)跡や足跡、ヌタ場を捜す作業の事。
や
四つ足=猪や鹿(大物猟)を言う。
矢=弾を指す形容詞。矢をかける(獲物に発砲する事)二の矢(2発目)半矢(はんやを参照)
ら
わ